心に響く感動の体験
表現するアイディアを生きる力に
美育
創造する、つくり出す。ビジョンを実現する力!
大地太陽幼稚園のオリジナルカリキュラム「美育」。
私たちは、人間形成の基礎を培う幼児期に、自然の中で心身ともに様々なことを吸収することに加え、自由な感性で創造し表現する力を身につけることが非常に大切と考えています。
みずみずしい感性で見て感じたイメージを、描く・つくるためにはどうすれば良いか。自分のビジョンを実現するために試行錯誤することは、問題を解決する能力を育てます。ひいては、「生き抜く力」につながるのです。
美育のポイント
描く・つくる・見立てる・偶然性
描く
外遊びで見つけた虫や花、お友だち。ひとたび描き始めたら、楽しい気持ちでどんどん物語が展開します。
誕生月には、美大出身の園長と理事長に画材の使い方を教えてもらいながら、1枚のパネルに絵を描きます。
染料を水に溶くと、魔法のように透明感のある美しい色が現れる。
同じ「赤」でも、画材により質感や透明感が様々なことに気づく。
絵の具や紙の手触りを指先の感覚で捉えるフィンガーペイント。
つくる
粘土や紙などで立体物をつくるのは、指先の繊細な表現です。
素材の感触を楽しみながら、イメージの世界を具現化。手指の発達を促進し、集中力と立体を捉える科学的な思考力も育てます。
みんなのイメージとアイディアで、大きな立体物が完成!
見たものや体験して感じたことを、立体で表現する。
行事の飾り付けに使う装飾も、子どもたちとつくる。
見立てる
葉っぱをお金に見立てたお店屋さんごっこなど、子どもたちは、ものを何かに見立てる遊びも大好きです。
お友だちとイマジネーションを共有することで、コミュニケーション能力や協調性も身につきます。
森の落ち葉や枝は想像をかきたて、様々なものに見立てられる。
落ち葉は、お面になったりお金になったり、遊びが広がる。
白い雪の塊は、宝石や恐竜、宇宙などイマジネーションが膨らむ。
偶然性
偶然できる色の混ざり合いや、光に透けたセロファンのカラフルな影など、思いがけず出会えるアートも感性を刺激します。
予定調和では得られない偶然性のおもしろさは、子どもたちに感動を与えてくれます。
フィンガーペイントの絵の具が、不思議な模様を描いているのを発見!
青空に映えるカラフルなセロファン。光にかざすとキラキラと輝く。
色を塗ったダンボールのパーツ。思うままに並べたり重ねたり。
美育は未来を創造する「芸術的思考」を育てる。
イメージを表現しようとしてうまくいかないとき、できなかったと諦めるのではなく、じゃあこうしてみようと他の方法を試してみる。こうして、うまくできたときに得た感動体験が気づきをもたらし自信につながります。
新しいものを創り出すおもしろさとときめき。私たちは、ときめきが心を育むと考えています。心がときめく「とびきりのわくわく」を目指して、美育の活動はもちろん、行事や空間をデザインしていきます。
美育イベント
6月
イメージを形造で表現「造形ひろば」
自然にちなんだテーマをもとに、イメージを膨らませた世界を形にして表現します。新緑が眩しい季節に、広々とした芝生の広場でどんな表現を見せてくれるのか、毎年の楽しみです。親子で参加いただきます。
2月
イメージを描いて語る「生活イメージ展」
子どもたちはよく、イメージを描いて表現する活動をしています。大きな絵や立体物を、どんなイメージで、どのようにストーリーを広げていったのか、その過程を伝えます。作品展ではない、イメージのライブです。