雪と遊び冬を楽しむ
心と体を育てる白銀の自然体験
スキー
寒さの中の温かさに気づく、クロスカントリースキー。
森も園庭も真っ白い雪で覆われる冬、子どもたちはクロスカントリースキーに挑戦します。広い園庭で行うスキー保育を通して、身体のバランス感覚を養うとともに、友だちを思いやる気持ち、あきらめない心を育てます。
最初は慣れないスキーの感覚に不安になることもありますが、気持ちを落ち着けて安全に運動するための基本的マナーも学んでいきます。自分たちで片付けをすることで自立心と協調性も養います。
スキー板、ストック、靴は園にあるものを使います。
クロスカントリースキーの目標
年少3歳児
楽しく体を動かす
スキーを履いて立つ
ゆっくり前に進む
ストックの感覚と使い方を知る
年中4歳児
スキーを履いて足踏みができる
山と谷の区別を知る
坂を上る(カニ歩き)
スキーを履いてストックを突く位置と感覚をつかむ
年長5歳児
止まった状態で方向転換ができる
坂を上る(ハの字)
ストックを使いスキーを滑る感覚を知る
スキー保育の流れ
その子のペースに合わせながら楽しく進めます!
準備体操
スキー板やストックの説明。準備体操でウォーミングアップ!
転ぶ、自分の力で立つ
転んだ姿勢から、自分の力で立ち上がる練習をします。
ストックウォーキング
スキーを履かず、ストックを持って歩くトレーニング!
スキーを履く
教員が見守りサポートする中、順番にスキー板を履きます。
コースを回る
周りを見ながらゆっくりコースを回ります。ストックワークも意識!
整理体操
体をゆっくり伸ばし、呼吸を整えます。
片付ける
次の人が気持ちよく使えるように丁寧に片付けます。
雪遊びで物語を創造し、ダイナミックに表現する。
様々な形を成す雪は子どもたちのイマジネーションを刺激し、創造の世界で物語がどんどん展開します。物語の世界を友だちと共有することでさらにアイディアが膨らみ、創り出し表現する力が伸びていく。この体験は「美育」でもあります。
白い雪で作ったイメージの世界を色水でカラフルに着色したり、滑り台やスケートリンクに見立てた雪をツルツルに磨いたり。子どもたちは元気いっぱいに遊びながら、雪の質感や変化を知り、楽しく冬を体験します。